理事長挨拶

  今年は東京オリンピック開催ということもあり、年初は国中が盛り上がりを見せておりましたが、今回の新型コロナウイルス感染拡大によりまして、状況は一変しました。4月の緊急事態宣言発出後、組合では「感染拡大による影響調査」を実施しました。人やモノの動きが止まり売上は急減、この先も見通しが全く立たないという深刻な組合員企業の現状が明らかになりました。この調査の結果をもとに、感染防止対策や公的支援等、組合員に有益な情報の収集と発信に努めると共に、業界の厳しい現状を行政にも報告させていただきました。

 

 このような大変厳しい状況ではありますが、私たち印刷業界のブランドスローガンであります「Happy Industry人々の暮らしを彩り幸せを創る印刷産業」を基本に、経営、技術、人材育成に関する情報や学びの機会を設け、組合員企業の経営力強化と次世代の育成に努めてまいります。また、組合員企業の社員がやりがいを持ち、安心して働ける職場づくりのために、「幸せな働き方改革」の普及と啓発も引き続き行います。

 

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの社会経済活動だけでなく、日常の生活様式まで劇的に変えました。先ずは目の前の危機を乗り切らねばなりませんが、同時にコロナ後の変化への対応も考える必要があります。今回のコロナ禍を変化への機会と捉え、前に進むイメージで組合活動に取り組めればと思います。

 

 2年前の全日本印刷文化典高知大会、皆様のご協力によりまして素晴らしい大会となりました。仲間が集い、知恵を出し合えば大きな力になる。文化典での体験をベースに事業に取り組み、組合員各社がそれぞれの地域においてなくてはならない存在として貢献し、また自信と希望を持って次の世代に繋げるよう、力を合わせて業界を盛り上げていきたいと思います。